職場で先輩(男性)が、半年間育休を取りました。
共働きの夫婦が増えている中、男性の育休は以前よりも取りやすい環境になっているはずです。
とはいえ、数日や、数週間など、
「ただの連休と変わらないじゃん!」
なんてこともよく耳にします。
そんな中で、半年間の育休取得というのは比較的長いほうではないでしょうか。
私の職場では、実は今までに育休を取った男性職員は0でした。
職場初にして、半年間の育休を取る!という先輩の決断は、勇気のいるものだったんだろうと思います。
今回は、この先輩が育休を取ると公言した時の周りの反応や、育休取得までに踏んでいたステップを直属の後輩の目線から分析していこうと思います!!
育休取得を公言した時、周りの反応は…?
先輩から聞いた内容ですが、育休の取得を報告した時、上司は嫌がるそぶりはなかったそうです。
時代は少しずつ変わっていますね…
これはまさか、逃げ恥効果?
そう思ったりもしましたが、ここまで上司がすんなり育休を許可したのには、先輩のきめ細かな計画があったからだと思うのです。
育休取得までに必ず踏むべきステップ
「きめ細かな計画」というのも、先輩が育休取得の報告を上司にしたのは人事異動の3か月ほど前。
育休取得の報告と合わせて、育休に入るまでの具体的なスケジュールも組んでいたので、上司としても仕事の割り振りがしやすかったと思います。
しかも、職場の代表にはもっと事前に伝えていたそうです。
なので、育休を取る半年の間、必要な人員を係に補充する猶予が十分ありました。
その結果、私の係には追加で担当の人が配属され、先輩の業務を育休の間受け持つことになりました。
とはいえ、急に移動してきた人が業務内容を理解するには時間が必要です。
そのために用意されていたのが「各担当用の引継ぎ」です。
移動してきた人はもちろん、私も少しですが先輩が担当していた業務を受け持つことになったため、各担当に向けて事前に引継ぎの書類をまとめていたようです。
そして最後のステップ、それは「全体の職員への報告」です。
いきなり育休で不在になってしまっては、直接のかかわりは少ないにしろ、間接的に業務を一緒にこなしている人は混乱してしまいます。
1か月ほど前に、全体に向けて(この先輩の場合は朝礼で)育休をいつからいつまで取得予定なのかを報告し、一言断りを入れることはとっても重要でした。
育休の前に質問事項を処理する余裕があり、さらに「子供が生まれるんだ、おめでたい!」というプラスの印象を持ってもらえるからです。
これらのステップをまとめると、こんな流れになります。
- 職場の代表には前もって伝えておく
- 人事異動の2,3か月前には管理職に報告(目安)
育休取得までの具体的なスケジュールも併せて報告 - 各担当への引継ぎを徹底
- 全体へ周知
まとめ
ちょうどタイムリーに逃げ恥スペシャルが放送されたこともあり、日本中の逃げ恥ファンが「男性の育休取得」に前向きな印象を持った矢先、先輩の育休取得。
なんて計画的なんだ…
そう思ったと同時に、まだまだ男性の育休取得は取りにくいんだなとも感じました。
綿密に、着々と計画を立てていたことでスムーズに取れた育休。
女性の育休とは、また別の大変さがありますね。
もっと男性の育休が当たり前な社会になるといいな**
ぴょんす
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