【前編】二人で100万以下|倹約夫婦のハネムーン|真冬の北欧2週間の旅

節約・お金のこと

こんにちは、ぴょんす(@pppyons000)です◎
2022年12月17日~12月31日まで、ハネムーンで北欧三国(フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)に行ってきました!

物価が高いことで有名な北欧。
さらに北欧の冬は日が短く、10:00~15:00くらいしか日が昇りません。

ですが極力費用を抑えて、なおかつ十分満足できるハネムーンとなりました!

今回は2週間の北欧旅行を通して、

・夫婦そろって倹約家である私たちの、北欧ハネムーンにかかった費用
・旅行の内容
・購入品やアクティビティ

この3つについて、ご紹介したいと思います! 
北欧旅行を検討中の方の参考になればうれしいです◎

さらに、観光シーズンとは真逆、真冬の北欧の様子がわかる内容となっていますので、ぜひ読んでみてください!

2週間の旅ということで、前編、後編に分けて書いていきます!

\こんな人に読んでほしい/

・なるべく費用を抑えて北欧旅行を楽しみたい!
・旅行代理店を通さず、自分たちで旅行を組みたいけどどんなプランがいいの?
・北欧旅行ってどれくらい費用がかかる?

 

北欧2週間のハネムーンにかかった費用

まずは、ざっくりと今回のハネムーンにかかった費用です。
夫婦2人でかかった総額は約90万円!!!
内訳は下記のとおりです。

一番高額だったのが、なんといっても交通費。
日本からの往復分だけでも、二人で30万以上しました。

平均的なハネムーン費用と比べると、だいぶ高く感じます。
ですが、物価の高い北欧で、しかも2週間という期間なので安く抑えれているのではないでしょうか。
参考記事:予算別でまとめました!おすすめハネムーン先

 

ハネムーン記録:【前編】フィンランド編

続いて、実際に2週間のハネムーンをどう過ごしたのか、利用した空港、食べたもの、宿泊地、交通手段などについてご紹介します!

 

荷物は30Lのバックパックだけ

現地での機動力を考えて、今回は30Lのバックパックで2週間を過ごすことにしました。

持ち物リストはこんな感じ。

【パッキング】
 ・石鹸
 ・フロス、歯ブラシ
 ・メイク道具
 ・パスポート
 ・バウチャー写し
 ・袋ラーメン、お菓子、コーヒー
 ・下着5日分
 ・ヒートテク、タイツ類
 ・クレンジング、泡立てネット、スキンケア
 ・手ぬぐい、ティッシュ、マスク
 ・水筒
 ・手袋
 ・手帳、本、Airpods、パソコン


ズボンやアウターは基本的に固定し、インナーや下着のみ現地で洗いながら回していくスタイルです。
スキンケアやメイク道具は必要最低限にしました。

無印で購入したこのポーチは大小4か所のポケットがついており、ポケットの中にはボトルなどを固定できるバンドもついていて本当に使いやすいです!
しかも画期的なのが、、吊り下げれるフックがついていること!!


コンパクトに小物をまとめれるし、使うときは場所を取らないのでぜひ試してほしい一品です!!


また、冬の北欧はとても乾燥するので、髪の毛からつま先まで使えるホホバオイルを持っていきました。

 

関空からヘルシンキ 乗り換え2回 計30時間の大移動

費用はなるべく抑えよう!ということで、韓国とカタールを経由する航空券を選びました。
乗り継ぎ時間を含めて計32時間のフライトで、価格は1人9万弱。
航空券は、Trip.comというサイトを利用することで、手軽に安く購入することができます◎

Trip.com (トリップドットコム) - 予約アプリ
Trip.com (トリップドットコム) – 予約アプリ
開発元:Trip.com Travel Singapore Pte. Ltd.
無料
posted withアプリーチ

 

また、海外で宿泊先を予約するのには主にBooking.comを利用しています。

Booking.com 旅行予約のブッキングドットコム

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Booking.com無料posted withアプリーチ

 

12月17日 関西国際空港から韓国の仁川国際空港へ。
たった2時間のフライトでしたが、カレーっぽい機内食も出て大満足のフライトでした。

 

仁川国際空港の仮眠ルームにて

仁川国際空港でのトランジットは7時間と長時間でしたが、国際線の乗り継ぎエリアにはトランジットホテルやラウンジのほか、

・無料シャワールーム
・無料の休憩室(横になれる!!)

といった施設が充実しており、これからの長時間フライトに向けてしっかり体を休めることができます!
レストランでは本場韓国の味も楽しめるので、乗り換えのついでに韓国旅行した気分になりました。

 

 

仁川国際空港の後は、カタールのハマド国際空港まで11時間のフライト。
この日はサッカーワールドカップ決勝戦でしたが、とくにワールドカップ感を感じることもなく、サクッと乗り継いで終わりました。

 

 

フィンランド航空の機内食

ハマド空港から、いよいよフィンランドのヘルシンキ空港です。
初めてフィンランド航空を利用しましたが、乗務員の方々は気さくで、機内食も北欧らしいヘルシーな内容で大好きになりました!!!

モニターでは最新の映画が楽しめて(日本語吹き替えの映画もあります)、アルコールを含む5種類のドリンクを無料で飲むことができます。

また、個人的にうれしかったのがこの2つ。

・座席の足元に足置きがある
・座席に枕がついていない

152cmの低身長のため、足がつかなかったり枕で逆に首が痛くなったりすることがありましたが、フィンエアーの乗り心地は非常に良かったです!

 

12月18日 ヘルシンキに到着

韓国小旅行を経てヘルシンキ空港に到着。
15時半でも薄暗かったです。

空港駅に移動し、ホームにある券売機でヘルシンキ中央駅までの切符を購入します。
現金だとコインしか使用できないので、クレジット支払いが便利です◎
明日は一日観光なので、24時間有効な1日券(40ユーロ/1人)を購入しました!
この切符、エリア内のバス、鉄道だけでなくフェリーも利用できるのでとってもお得です。

切符は移動できるエリアの広さによって価格が異なります。
私たちは市内を中心に観光する予定なので、ABCの範囲にしました。

購入方法はこちらのサイトにわかりやすくまとめられています!

 

早速鉄道で、市内のホテルへ向かいます。
ホテルで一休みしたら、近くのレストランへ。
建物からの落雪(かなりの高所から落ちてくるので非常に危険)に注意しながら移動します!!

フィンランド1日目のお祝いは、豪華にステーキとしました!
ステーキとパスタで6000円ほど。とってもおいしかったです**
北欧は日本と同様、チップの文化はありません。

 

12月19日 ヘルシンキ市内を観光
ヘルシンキの宿泊先『』にて

北欧のホテルの朝食はクオリティがすごい!
新鮮なサラダ、数種類のハムやチーズ、焼き立てパンやヨーグルトなどなど…
グルテンフリーやビーガンのメニューも充実しています。
北欧で宿泊する際は、朝食付きのプランにすることをおすすめします!

 

1日乗車券はフェリーも含めて利用可能なので、今日は世界遺産のスオメンリンナ要塞へ行ってみました。
一面雪景色の要塞は観光シーズンの青々とした芝生の風景とは違い、ひっそりとした雰囲気。
静かに時間が過ぎていくのを楽しめます。

 

フェリー発着地の港周辺にはオールドマーケットなど、おしゃれでご飯が食べれるところも充実しています。
昼食はマーケットでホットチョコレートやホットドックを食べ歩きました◎

 

クリスマス直前ということもあり、市内の広場ではクリスマスマーケットも。
キャンドルなどのかわいい北欧雑貨や、伝統料理が楽しめます。

広場の近くには国立図書館もあって、古書がずらっと並ぶこの空間はまるで映画の世界のようです。

 

~12月20日 寝台列車でヘルシンキ→ロヴァニエミ駅へ

ヘルシンキ市内を1日観光した後、今夜はヘルシンキ駅発の寝台列車でロヴァニエミ駅へ移動します。
19時半にヘルシンキ中央駅を出発し、翌日6時に到着するこの寝台列車は、

・洗面台付きの2人部屋
・共用トイレ・シャワー(ドライヤーやアメニティなし)
・Wi-Fi完備
・食堂車あり

といった内容で一人3万円ほど。

チケットはこちらのサイトで事前に予約しました!
フィンランド鉄道VR公式サイト



食堂車は高いので、事前に駅近くのスーパーで購入したご飯を持ち込みました。
食堂車では1ユーロでお湯を提供してもらえるので、スープやカップラーメンを食べることもできます。

 

人生初の寝台列車は、(疲れていたのか)一度も起きることなくぐっすり眠れて、とっても快適でした◎
冬は終始真っ暗ですが、夏は日が長いのできれいな景色を楽しめるかもしれません。

 

●翌日6:30AM 
『あと20分くらいでロヴァニエミですよ~』
とのアナウンスで飛び起き、バタバタと用意して無事到着。
多くの人が私たちと同様、サンタクロース村へ向かうためにここで下車していました。

駅の中には4ユーロで利用できるコインロッカーがあります。
コインのみ対応だったので、併設するカフェで両替して大きな荷物は預けることにしました。

 

8番バスでサンタクロース村へ移動
サンタ村バス停にて

サンタクロース村へは、ロヴァニエミ駅から歩いて5分ほどのバスターミナル向かいのバス停で、8番バスに乗って移動します。

バスターミナルにもコインロッカーがあったので、次の移動でバスを利用する人はこちら側を使った方が便利かもしれません!

バスのチケットは片道3.6ユーロ/1人で、乗車してクレジット購入しました。
乗車時間は30分ほど、1時間に1本ペースで運行しているようです。

エクスプレスバスも出ていますが、料金が高くそんなにかかる時間も変わりません。
サンタクロース村直行というメリットはありますが、よほど急がない限りは8番バスがいいと思います。

Rovaniemi から サンタクロース村

サンタクロース村では、本物の(?)サンタとの記念撮影、レストラン、犬ぞりなどのアクティビティ、お土産ショップなどが楽しめます。

サンタとの記念撮影は、なんと無料!!
サンタが待つ部屋までの道中には、各国の著名人が訪れた際の写真が飾られています。
 

日本代表はクリス松村とあっきーな

 

 

さすが世界中を飛び回るサンタさん、日本語でお話ししてくれました。 

撮影した写真は購入することができ、料金設定は下記のとおりです。

・現像写真…35ユーロ
・現像写真+写真データ…75ユーロ ※現像写真がつくのは現地での購入に限る

また、写真を撮るともらえるQRコードにアクセスすれば、1年間の有効期限内であればいつでも写真データを75ユーロで購入することができます。

 

さて、サンタと会えて満足したので、サンタ村は2時間ほどで切り上げてロヴァニエミ市内へ。
市内のショッピングモールにはマリメッコなどの北欧雑貨や、H&M、アウトドアショップ、飲食店が集まってます。

ここではフィンランド発祥、念願のHESBUEGERを食べて、ショッピングモールで雑貨を見たりして過ごしました。

 

【オーロラ観測】3番の高速バスでロヴァニエミ→イナリ
ロヴァニエミバスターミナルにて

次は、フィンランドに来た一番の目的である、オーロラ観測に向かいます!!

ロヴァニエミのバスターミナル、3番乗り場から出発する高速バスにのって、北のイナリへ向かいます。
乗車時にチケットの確認はなく、事前にネットで予約していたので予約席に着席。

車体の下に入れる預入荷物はすぐにいっぱいになり、車内の荷物棚は30Lリュックがぎりぎり入るくらいの高さなので、もっと大きいリュックを持っている人は早めに預入したほうがいいです。
高速バス公式予約サイト

 

途中に2回、20分づつ程度の休憩をはさみつつ、4時間ほどの移動。
終点はイナリホテル向かいのKマートに停車。そのまま私たちはイナリホテルに宿泊しました。

残念ながら、この日は雪でオーロラは見れませんでしたが、ゆっくりして疲れもとれたし、大学以来の本格的な雪遊びとおいしい朝食を楽しめたので満足です◎

 

ここからさらに人里離れたロッジに移動し、4泊5日のオーロラ観測が始まります!!

 

12月21日~25日【オーロラ観測】 ロッジで暖炉のある生活

イナリ市内で4日分の食料を買い込み、市内から1時間ほど離れたロッジで山籠もりです。
物価が高い北欧でも、スーパーの価格は良心的。お肉やパスタ、冷凍野菜など約1万円分を購入しました。

ロッジのサービスを利用して、ホテルイナリからロッジまでは60ユーロ、最終日はロッジからイヴァロ空港まで75ユーロで送迎してもらいました。



滞在先として選んだロッジはMOKKI。
平屋のロッジ1棟を丸々借りれて、ここには

・調理器具や調味料
・暖炉
・サウナ、シャワールーム
・アメニティ

などがそろっているので、食料さえあれば十分生活できます。
さすがフィンランド、本場のサウナはたまりません!

 

隣にはオーナーさんが住んでいるので、困ったときにはいつでも相談できます。※会話は英語ですが、片言でも十分伝わりました!

 

オフシーズンだったこともあり、全部で3棟ほどあるロッジのうち宿泊していたのは私たちだけ。
夏には観光客でいっぱいになるんだそうです。

ロッジから歩いてすぐのところには離れがあり、ここでも焚火をして楽しめます。
さらに奥には湖が広がっているので、冬は凍って一面雪景色に。
さえぎるものが全くない状態で、オーロラ観測ができます!!!

防寒着がなければ、25ユーロでレンタルもあります。
私たちは出国前にユニクロで防寒着をそろえ、こんな風に着込んでました。

【上】
・インナー
・ヒートテック
・薄いフリース
・ウルトラライトダウン
・防風フリース
・ナイキのアウター

【下】
・タイツ
・あったか靴下
・あったかスウェット
・カッパ

主にロッジで過ごすので、ユニクロの防寒着でも十分耐えれました。

 

MOKKIでの日々


 

まとめ

盛りだくさんの新婚旅行【フィンランド編】は終了です。
コロナで長いこと海外に行けていなかったので、3年ぶりの海外は少し不安で、だけどやっぱり素晴らしい!!

地球の美しさを再確認できたフィンランド編でした。

それでは…【後編】オスロ、スウェーデンの旅へ続きます!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました**

 

ぴょんす


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